


こんな悩みにお答えしていきます。

IT企業を大きく分けると、 ・SES ・SIer ・自社開発 ・社内SE の4つに分かれるます。
●SES
システムエンジニアリングサービスの略で、システムエンジニア(SE)の労働力を提供するサービスのことです。SESはIT企業の約6割を占めるため、何も考えずにITに進むとほぼSES企業に捕まります。また、未経験が入社しやすいことでも有名です。SES企業は人売りとも揶揄され、未経験であっても人売りできれば売上になるため、未経験歓迎のところが多いです。
●SIer
請負で仕事を受ける職種です。請負とは成果物に責任が発生する契約です。偽装請負は含めません。基本的に大手が多いです。 IT業界の多重下請け構造は聞いたことがあると思いますが、その頂点に立つ元請け、もしくは2次請けがSIerです。下請けがSESです。当然待遇はSESよりもいいですが、半分以上が客先に常駐することになります。 プログラミングは若いうちだけであり、ある程度経つと下請けの管理作業などが主な仕事になります。
●自社開発
自社製品がある企業です。web系が多いです。大手もありますが、以下は中小企業の場合を話します。 SESやSIerと違い、100%自社で働くことができ、ほぼずっと同じ言語を学ぶことができるので、知識はこちらの方が身につくと思います。
ITは知識がなくても働けますが、ある程度入社前にプログラミング知識があればかなり有望な職種と言えるでしょう。
そんな時は独学でも、スクールでもOKです。
もくじだよ
IT業界の現状とは?
IT業界は、需要がますます増加していて市場規模も上向きです。
さらにIT業界を志望する人も増えていて、未経験からIT転職をしようと考えている30代も多くなっています。
またIT業界では、今後AIや仮想現実、仮想通貨などで需要が高まることが期待されています。
そのため業界としては伸び代がまだまだあるという見方が大半です。
30代の転職動向は?
30代でIT業界に転職する人は、増加傾向にあります。
30代の転職を歓迎している会社も多いですので、気になる企業があった場合は転職を検討してみてもいいでしょう。
ただしIT業界は体力勝負で、常に最新技術を学ぼうという探求心が求められます。
30代で転職する場合は、今までのキャリアを活かせる仕事をIT業界で探すこともおすすめです。
未経験でもIT業界に転職できる?
未経験でもIT業界に転職することは可能です。
新卒の場合は、半数以上がプログラミング初心者という場合もあります。
30代でIT業界未経験という場合であっても、職種や企業によって求人募集をしている場合があります。
IT業界に憧れを持つ30代は、今すぐ転職のために転職サイトなどで情報収集などをすることがおすすめです。
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【IT転職】エンジニアの職種7つ
こちらでは、エンジニアと呼ばれるIT業界の仕事について説明をしていきます。
参考
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システムエンジニア
システムエンジニアは、情報システム関連の仕事を担当するIT業界で人気の職種です。
システム設計やプログラミングを行うことが多いです。
さらに上位のシステムエンジニアは、プログラマーのリーダー的ポジションとして活躍することもあります。
システムエンジニアからプロジェクトマネージャーを目指す人が多いです。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、コンピューターネットワークが円滑に進むように構築や保守を担当する仕事です。
ネットワーク設計や構築、運用、保守を担当します。
ネットワークエンジニアの仕事は、ITの知識だけでなくクライアントの要望を聞き出すヒアリング力も必要です。
データベースエンジニア
データベースエンジニアは、データベースの開発や設計、運用を担当する仕事です。
IT化が進む現代ではデータの管理を万全におこなうことが企業にとって重要な課題であり、データベースエンジニアの需要も高まっています。
データベースエンジニアでキャリアを積めば、ITコンサルタントを目指すこともできます。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、企業や団体がサイバー攻撃に対する対策を担当する仕事をしています。
個人情報漏洩の防止やウィルスの感染防止を担当するセキュリティエンジニアは、IT化が進む現代社会にとっては必要不可欠な仕事です。
30代前後から40代と幅広い年齢層です。責任感やモラルが大切な仕事ですので、未経験であっても転職前の社会人の知識が役立つでしょう。
プログラマー
プログラマーは、プログラム言語を使ってシステムやソフトウェアを作る仕事です。
IT業界では、新人の多くがプログラマーとして配属されることが多くなっています。
IT業界で重要な役割を担うプログラマーは人手が足りないと言われていますので、30代未経験でも転職に成功できます。
ブリッジSE
ブリッジSEは、オフショア開発などで近年注目を集めている職種です。
ブリッジSEは、ITの知識だけでなく、語学力やコミュニケーション能力も求められる仕事です。
高い語学力のある30代は未経験でも過去の経歴を評価されて就職できる場合もありますので、転職を検討してみることもおすすめです。
社内SE
社内SEは、社内のシステムを取り扱う仕事です。
社内SEは自分の会社のために働くため、実際に自分が担当した仕事の成果が分かりやすいと転職先として人気があります。
社内SEは、ヒアリング能力とコミュニケーション能力など30代が培った社会人としての経験が活かせる仕事です。
IT業界で働くためのスクール一覧
IT業界に転職後に直面する問題点3つ
30代未経験でIT業界に転職できた人は、転職後にさまざまな問題に直面します。
IT業界に転職した後に、未経験の30代が悩むことが多い事例を紹介していきます。
どの業界に30代未経験で転職した場合も悩みを抱える人が多いですが、特にIT業界での転職で悩むことが多い事例を紹介していきます
。転職した後に後悔しないように、ぜひ参考にしてみてください。
上司や同僚とのコミュニケーション
30代未経験でIT業界に入った場合は、部下や同僚が年下ということも少なくありません。
転職前は年功序列型の企業で働いていたという30代は、抵抗感を覚えることも少なくありません。
特に未経験の場合は、年下の上司から厳しく言われることもあるでしょう。さらにIT業界は、他の業界に比べて社員の平均年齢が低い傾向にあります。
同僚とも話が合わずに肩身の狭い思いをする可能性があるため、注意が必要です。
多忙な業務
ITエンジニアの仕事は、非常に多忙です。
そのため体力勝負になることも少なくありません。初めてIT業界で勤務する未経験30代の人は、業務量や残業の多さに戸惑うことも少なくありません。
未経験で勤務先選びに苦慮する場合は、転職エージェントなどを上手に利用することがおすすめです。
早い成長を望まれる
未経験であっても早い成長が望まれることが、30代の転職者の負担になることもあります。
IT業界は未経験の場合は覚えることが多く、さらに事業のスピードも速いため辛いと感じることも少なくありません。
30代未経験のバックグラウンド別の強み4つ
30代未経験の人は、バックグラウンド別の強みを持っています。
ここではバックグラウンド別の強みを4つ紹介していきますので、参考にしてみてください。
IT業界では、さまざまなバックグラウンドの持つ人が勤務しています。
また社会経験で得たバックグラウンドは転職活動中にも役立つ強みですので、自分の経験を整理しておくこともおすすめです。
強みを積極的にアピールすることは、憧れの企業への転職に近づく1歩になります。
営業職
営業職をしてきた人は、数字や実績をアピールできる強みがあります。
未経験でIT業界にチャレンジする場合も顧客へのヒアリング力や折衝力があることをアピールすれば、希望の仕事に転職できる可能性が高まります。
転職活動の際は、面接官がイメージしやすいようにエピソードと共に売上や達成率など具体的な数字を紹介することがおすすめです。さらにどのような取り組みをしたのかをアピールポイントにすることがおすすめです。
メーカー系勤務
メーカー系勤務だった場合は、物作りに対する強い気持ちが強みです。
仕事に対する情熱や集中力は、IT業界に転職する際にも役立ちます。転職活動でアピールしたい場合は、具体的なエピソードと数字が説明できるとわかりやすいです。
さらに家電メーカーでプログラミングの仕事やWebサイトなどの仕事をしてきた場合は、IT業界の仕事に直結しますので、最適なアピールポイントと言えるでしょう。
金融系勤務
金融系勤務に勤務している場合は、数字に強いという強みがあります。
さらに正確性が求められる金融系の仕事は、IT業界と通じるところがあります。
また金融系勤務の人は、幅広い業務を担当してきたり、折衝を行ってきたことが評価されることが多いです。
まとめ:未経験からでもIT業界の転職を目指せる!
未経験からでもIT業界の転職は、目指せます。
30代でチャレンジを検討している人は、転職サイトなどを活用して転職活動していきましょう。
さらに同じIT業界といっても、どの職種のエンジニアになるのかによって、仕事内容や勤務形態、給料などが大きく異なります。
業界研究にも力を入れるといいでしょう。またスムーズに転職するためにも自分の社会人経験を振り返って、強みを見つけておくことが大切です。
IT業界で働くためのスクール一覧