文章を書く際「視線誘導」を気にかけたことはあるでしょうか?
視線誘導とは人間が絵や文章を見た時に行う自然な目線の動きをいいます。
- グーテンベルク・ダイヤグラム
- Fの法則
- Zの法則
皆さんは文章を書く際「視線誘導」を気にかけたことはあるでしょうか?
視線誘導とは人間が絵や文章を見た時に行う自然な目線の動きをいいます。
今回はその目線の動きの中でもウェブサイトやチラシに多く用いられるパターンについて説明致します。
もくじだよ
グーテンベルク・ダイヤグラム
Fの法則
Zの法則
Zの法則とは「均等に並んでいない情報を見る時、アルファベットのZを描くように目線を動かすパターン」
左上を始点として右上、左下、右下…と目線が動いていきます。
こちらは熟読するよりも一旦全体を把握するためにサッと見渡すようなイメージ。画像や絵が多い時にZの法則が生じやすくなります。
文章を書く際「視線誘導」を気にかけたことはあるでしょうか?視線誘導とは人間が絵や文章を見た時に行う自然な目線の動きをいいます。
これらの法則はウェブ上で大いに生かされている
- 記事下の広告
- カテゴリボタン
- サイドバー
といった無意識に目につく場所にコンテンツが配置されていることが多く、各法則に則っていることがわかります。
「Zの法則」と「Fの法則」のWeb活用例
amazonトップページは「Zの法則」を利用
面白いのはスクロールをしたとき。
「あなたへのおすすめ」というおすすめ記事がいくつも並ぶなか、右側は固定され、1番下までスクロールしても右下にきっちりと広告が表示されています。
もし右側が固定されておらず、画面の途中に広告スペースが配置されていたら、見逃してしまうのではないでしょうか。
Webならではのテクニックを使って「Zの法則」を活用した例だと言えます。
Facebookも一見「F」のようですが、スクロールしても常に右下にチャットバーが表示されており、実は「Zの法則」を押さえているのです。
商品ページは「Fの法則」が多い
読む時の目線の動き「Fの法則」と「Zの法則」:まとめ
以上が読む時の目線の動きについての解説でした。
普段私達は意識しなくともここで紹介した法則に則って文章を読んでいることになります。
だからこそ法則に反した文字の並びやレイアウトをしてしまうと「あれ?なんか読みにくいな?」とストレスを感じさせる恐れもあるため、自然体で読める並びを考えていくことが大事だといえます。